置賜紬は山形県南部に位置する置賜地方で生産される織物の総称であり、その歴史は古く、上杉家中興の祖上杉鷹山公の奨励により発展しました。古くから受け継がれた技術、技法は地区別に異なります。白鷹町は米琉板締小絣・白鷹板締小絣、長井市は緯総絣・併用絣、米沢市は草木染紬・紅花染紬で、いずれも先染の平織で野趣に富む素朴な風合いが特徴です。　　　　　伝統的工芸品H.P.より染め・織り共にこだわり抜かれた、自然豊かな北国からの贈り物。草木染による優しい色合いと、艶やかな光沢を湛えた上質な絹布…。紅花染と紅型染とを併せてお楽しみ頂ける【特選の夏帯】のご紹介です。こちらの美しい色合いに染め上げたのは、優美なお色目が特徴の《紅花染》染料は、主に東北地方に自生する最上紅花によって丁寧に染められ、草木染ならではの優しくも美しい色合いに。また、織り糸には上質な手紡ぎ糸を用いておりますので、着れば着るほどよく馴染み、素晴らしい風合いとなって。丁寧な手仕事から生み出される際の軽やかさと、上品な紅型染を身にまとうことの叶う逸品です。お気に入りの紬や小紋はもちろんのこと、附下や色無地・江戸小紋とのコーディネートもお勧め。名古屋帯のように軽やかな仕上がりとなっており、気軽にお締め頂ける袋帯ですので、ぜひ単衣のお着物にも合わせて美しい帯姿をお楽しみ下さい。手間暇を惜しむことなく作り上げられた、手染め・手紡ぎかな生み出される、美しい帯姿に…。きっと大切なひと時に装う、お気に入りの一品となることでしょう。　　　　　　　　　　　　 ～鎌倉ふわり～【寸法】長さ　４５２ｃｍ　　　幅　３１.５ｃｍ【素材・状態】正絹新品の、大変きれいなお品です。